シナリオ想定

 

シナリオ想定とは?

これから相場がどう動いて行くのか複数のシナリオを想定して考える事です
シナリオを立てる事で直近に値動きだけにとらわれずあらかじめエントリーの準備する事が出来ます

私はシナリオを想定してエントリーした時の方が、ツッコミエントリーなど安易なエントリーをした時よりもすぐに損切が出来るようになりました
シナリオにそったエントリーではシナリオが崩れたところで躊躇なく逃げる事が出来るよ様になりました
この記事では、どの様にシナリオを想定していくのか書いていきたいと思います

 

シナリオ想定をするには相場環境の把握が必要です
相場環境を分析しその後シナリオ想定していきます!

まず、月足、週足、日足の長期時間足の相場環境を見ていきます
では見ていきましょう!
長期足で相場環境の把握
<画像1> GOLD 月足
月足相場環境
・黄色の抵抗帯の月足レベルで長く超えられなかった売りの厚い抵抗帯を突破し、
今までと相場環境が変化している
・・週足レベルの高値の節目で反発していて上値の重さも感じられる

<画像2>GOLD 週足
週足環境把握
・週足は上髭陽線のピンバーでひけている

 

 

<画像3>GOLD日足
日足相場環境
・日足レベルで力強く上がっていて、上値圏でもみ合っている。深い調整(値幅的)をせずに上がってるので一旦の調整があっても良さそう

次に、相場環境からシナリオ想定をしていきます

まずは月足、週足、日足の大きな時間軸のシナリオを考えていきます
長期時間足のシナリオ想定
・週足が上髭のピンバーを形成、調整もなく買われすぎ水準にきているので一旦の値幅的な調整(下げ)が来ると考える
シナリオ1:週足が上髭ピンバーで引けているが、買いの地合いが強いので急激な急落には転じなさそうだが効率の悪い下落になりそう
シナリオ2:週足レベルの売りの厚い抵抗帯と買いの厚い抵抗帯の間でレンジを形成しそう
シナリオ3:シナリオ1・2の後、持ち合い相場に突入し、力を貯めて上にブレイクするかもしくは下を深掘っていきそう

長期時間のシナリオを建てた後、短期時間足時間で相場環境、シナリオ想定をして戦略を立てていきます
では、次に短期時間軸を見ていきましょう
<画像4> 4時間足
<画像5>1時間足
短期足の相場環境把握
・4時間、1時間足レベルの高値圏でレンジ形成中
・ディセンディングトレイアングルにもなりそう
短期足のシナリオ
・このままレンジ上限まで上がって行く
・ディセンディングトライアングルを一度深掘ってからレンジ上限まで上がって行く
・レンジを下にブレイクし、そのまま下を試していく
戦略
短期足を見るとこの3つが考えられるが、
長期時間足から一旦の調整があると考えられるのでここでロングはせず
煮詰まりや優位性のあるプライスアクションを待ってエントリーを検討する

結論:今はエントリーすべき状況ではなくプライスアクションを見てスキャルピングで戦う

月足、週足、日足はトレードする際に見落としガチですが戦略を考える際にはとても大切な事です
長期足の相場環境の把握
長期時間足のシナリオ想定

短期足の相場環境把握

 

短期足のシナリオ想定
戦略

 

毎回この順番で分析するように心掛けていると見落としも無くなります
長期時間足で大陽線の丸坊主や長い下ひげピンパーなどは短期足だけでは見落してしまいます
シナリオ想定するかしないかでは、環境把握からの戦略が大きく変わって来ると思います
参考にした御堂さんのYouTube分析動画はこちらです

 

 

 

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