レンジ相場の変化
レンジ相場とは?
「ボックス相場」や「持ち合い相場」ともいい、決まった範囲で変動をする相場の事をいいます
※必ずしも水平の範囲ではない事に注意
レンジ相場の中でも値動きに違いがあります
その違いについて書いていきます
その違いについて書いていきます
レンジ相場の値動きの質を見る
同じレンジ内であっても値動きの『質』が違う
同じレンジ内であっても値動きの『質』が違う
<画像1> GOLD 月足
<画像1>青枠は月足レベルのレンジです
このレンジを噛み砕いて見ると三つに値動きを分ける事が出来ます
では、第①時代から見ていきましょう!
〜 第①時代 〜
<画像2> GOLD
レンジ形成から一度レンジを深堀りレンジに戻ってくるまでが第①時代
<分析>
・不規則な乱高下レンジ
・急騰急落を繰り返し
・上髭下髭が多い
・乱高下が激しく展開が遅い
・短期トレーダーとしては取引しづらい環境
〜 第②時代 〜
<画像3> GOLD
レンジの中に戻って来てからボラティリティーを縮小するまでが第②時代
<分析>
・一方方向に進むと規則正しく落ち着いて進んでいて、第①時代より展開が早い
・第①時代より値動きが落ち着いている上髭下髭の乱高下相場
・ボックスを形成し皆んながレンジ相場になる
〜 第③時代 〜
<画像4> GOLD
ボラティリティーが収縮してから現在(表示しているまで)赤線右側が第③時代
<分析>
・乱高下がほどんどない
・上髭下髭が少ない
・レンジではあるが力強い下落と力強い上昇の値動きでトレンドに近い、展開の早い値動きをしているレンジ相場
・第①時代から時間の経過とともに値動きが落ち着いて来ているのが分かる
・不規則な乱高下レンジ相場から規則性のあるレンジ相場の変化、これは値動きの煮詰まりである
・レンジ内のボラティリティーの縮小はレンジを抜けて行く為のパワーを貯めている。どちらかに抜ける準備をしているので抜けて行く事を考えて戦略を考える
どちらに抜けて行くのか見極めるポイント
・切り上げ、切り下げ
・上・下どちらを試すのが多いか
・レジサポの多さ(御堂女子用)
レンジの変化を見極めるポイントを私なりにまとめてみました
レンジの変化を見分けるポイント
①実体の大きさ
②急騰急落の数
③上髭下髭の量
④一方方向に進む展開の速さ(上昇下落どちらが効率的なのか)